本当に好きか分からない。彼氏とこのまま結婚していいの?男性目線で回答します【恋愛相談室】

本当に好きか分からない。彼氏とこのまま結婚していいの?男性目線で回答します【恋愛相談室】
女の子の部屋

最近暑くなってきましたが…まだエアコンは点けず扇風機で乗り切っているyuichiです。

本日の恋愛お悩み相談は女性Rさんからのこんな相談です。

「2年付き合っている彼氏がいます。結婚を前提に付き合っているのですが、正直彼のことが好きなのか分かりません。
性格面も経済面も、彼に対して文句はないです。
でも昔の恋愛みたいに燃え上がってくるものがないというか・・・。
いい意味でも悪い意味でも「平凡」です。このまま彼と結婚していいのでしょうか?」

ふむふむなるほど。その気持ち…すっごくわかります。
皆さんも交際期間の中で一度は感じたことのある悩みではないでしょうか?
しばらく付き合っていると「好き」がなんなのかわからなくなるこの現象。
何か相手に文句があるわけではない、という点がまた難しいんですよね。

でもRさん、実は…この現象にはきちんとした理由があるんです。

本当に好きか分からない理由は、脳内物質が影響していた

本当に好きか分からない理由は、脳内物質が影響していた

長く交際していると、相手に対するトキメキがなくなってきますよね?
実は、脳内物質が影響していたんです。
この脳内物質が恋愛の初期段階ほど多く分泌されることで、トキメキやドキドキといった感情の源になっているんです。
しかしお互いの関係が安定し、時間が経過するに従って分泌量が減少していき、長くても3年で分泌されなくなってしまいます。

これらの影響から、、、

・相手に対してトキメキやドキドキを感じなくなってくる
・一緒にいても以前ほど楽しくなくなってくる=平凡に感じる
・このままで良いのかな?と不安を抱いてしまう

といった心境の変化が生まれるのです。
つまり、Rさんが抱いている「好きなのかどうかわからない」「燃え上ってくるものがない」という感情は、人間としての自然な感情の変化だったんです!
つまり、脳の仕組み上、仕方のないこと。
この3年という節目が恋愛における「別れ」や「結婚」といった分岐点=倦怠期と呼ばれる期間になるのです。

また、どれだけ愛し合っていたカップルでも、1年以内に破局する確率は約半数と言われています。
しかし、交際期間が長くても幸せな結婚生活を続けている夫婦はたくさんいます。
では、脳の仕組みや理由はわかったとしても、現状を打破するにはどうしたらいいのでしょうか?

本当に好きか分からないときの倦怠期を乗り越えるための方法

本当に好きか分からないときの倦怠期を乗り越えるための方法

このモヤモヤした期間を乗り越え長続きさせるためには、「深い信頼関係」を築くことが重要になります。
信頼できる相手と一緒にいると、脳内では幸福感を感じることが出来る「幸せホルモン」と呼ばれる物質がたくさん分泌されます。
これは先程の3年を限度としたものとは異なり、穏やかでお互いに家族に対するような愛情を保つことができるものです。
恋人関係から夫婦関係に発展し、幸せな家庭を長く保っている夫婦には、こんな脳の仕組みが関係していたんです。

しかし、ここで注意して欲しいのは、Rさんが今回のような悩みを抱いているということは、彼氏さんも同じ心境かも知れないということです。
実際に男性側の僕自身もRさんのような気持ちになったことがあります。
そこで、お互いに「深い信頼関係」を築くためのいくつか方法を挙げてみましょう。

1.お互いの話をしっかり聞く

ふたりの関係性が安定してくるとともに、お互いの目を見て話す機会が少なくなってきます。
スマホを片手に相手の話を聞いているカップルもよく見かけますよね?
お互いに目を見て話すことで、自然と相手の話に親身になり、信頼関係の向上に繋がります。
実際、夫婦の離婚率と会話の頻度等は関連しているというデータもあります。
より良い関係を保つには相手の話に耳を傾けることが大切です。

2.お互いの外見を褒めてあげる

関係性の安定とともに、相手に対する関心は徐々に薄れていく傾向があります。
そこで、お互いの服装や髪型などの変化に気づき褒めてあげることで、相手は無意識に「関心を持ってくれている」という印象を抱きます。
これは長年生活している夫婦にとっても効果的な方法です。

3.お互いの個々の時間を大切にする

長続きするためにはお互いの時間を尊重し、干渉しすぎないことが大切。
程よい距離感を保つことがポイントです。
結婚したものの「生活に息が詰まる」と嘆いている人がよくいますが、この距離感といった問題が影響しているのではないでしょうか?

4.旅行など一緒に非日常を味わう

これは同棲しているカップルの場合は特に有効です。
同じ空間で過ごすふたりが異なる環境に身を置くことで、普段とは異なる刺激に触れることができます。
また、これを繰り返すことで「去年ふたりで行ったところ楽しかったよね」「またふたりで行きたいね」といったように関係性向上にも繋がります。

5.主語を複数形に置き換えてみる

少しわかりにくいかもしれませんが、これは主語を「私」「あなた」「お前」等ではなく「私たち」と複数形に置き換えるというものです。

例えば、口論の中でこんな言い方をするケースって多いんじゃないでしょうか?
「私はこう思ったから…」「そもそもお前が…」など。主語がお互いのどちらか単体を指す場合、言い争いがヒートアップしがちです。
そこで「私たちのために…」「ふたりが…」と置き換えることで、「お互いのためを想っている」「ふたりのために」というニュアンスが伝わり、口論が別れに繋がることなく、良い方向に収束しやすくなります。

これ、僕自身も本当によく使う方法なんですが、言い争いになることが大幅に減りました。

おわりに
本当に好きかわからない場合は、一度立ち止まって考えよう

性格面も経済面も何も不満のない彼氏、とっても素敵な方だと思います。
しかし、努力なくしてはどんな相手との関係も長続きは望めません。

だからこそ、ふたりの関係性を大切にすることで、恋人という関係をより発展させ、お互いが幸福感を感じられる関係に成長できるのではないでしょうか?
その頃には、以前は「平凡」だったふたりの時間に「幸福感」を感じられているはずです。
そのタイミングでもう一度「結婚すべきか?」考えてみてはいかがでしょうか?

yuichi

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